経営者・人事担当の方、お越しいただき、誠にありがとうございます。
本稿では、「Jアカブログ」を用いた社内研修の導入に関して記しております。
Jアカブログ研修の目的
当社は1993年に創業した学習塾ですが、創業以来29年間、一度も赤字を出したことがありません。また、学習塾業界は離職率が高いことで有名ですが、当社は、社員・アルバイト共、業界平均よりもはるかに低い離職率をキープしています。従業員さん達の高いモチベーションと定着率が、高収益を安定的に生み出す原動力になっていますが、その最大の秘訣は、心理学を経営に取り入れていることだと思っています。
Jアカブログ研修は、社内に心理学に詳しい方がいらっしゃらなくても、集まって読むだけで効果が得られるものになっています。
近年の空前の採用難・今後ますます増えると予想される一人起業など、これからの中小企業経営は、かつてないほど困難な時代を迎えます。そのため、今まで以上に、従業員さん達のモチベーションとロイヤリティを高めていくことができない企業は、徐々に淘汰されていく可能性が高いと思います。
モチベーションとロイヤリティ向上のための切り札が、従来、精神医療の世界で用いられてきた臨床心理学の知見だと、私は考えています。その好例が、Google社が社内研修に取り入れたマインドフルネスです(このワークも後日投稿します)。心理学はアメリカが本場ですが、アメリカではどんどん社内研修に心理学が取り入れられています。
これまで以上の効果を求めるならば、まだほとんどの企業がやっていないことを、やるしかありません。そして、大企業に行くレベルの人財が採れない中小企業ほど、自社のモチベーション・ロイヤリティ向上能力をなるべく早く上げないと、徐々にじり貧になる気がします。
株式会社Jアカデミア
代表取締役 北村貴幸
やり方
- 心理学①をお読みいただき、WordでもExcelでも何でもいいので、「自己理解を深めるワークシート」を、各参加者の方に作っていただく。
- 心理学②以降は、記事を読んでいただき、ご自身に当てはまるものを「自己理解を深めるワークシート」に入力していただく。
これだけです。これにより、参加した方々は、自己理解が深まる→仕事へのモチベーションと社へのロイヤリティが上がります。
以下、補足です。
- 文章を読んでいる最中に、わからないことが出てきたら、随時、質問していただきます。わからないまま読み進めると、ちんぷんかんぷんになってしまうからです。そして、誰かが質問する→その場にいる人の中で、わかる人に答えてもらいます。参加者間で教え合いが発生すると、より効果が上がります。もし誰もわからないという場合は、全員でネットで調べて、答えを探します。もし参加者の中に、心理学に詳しい方がいれば、その方が答えても構いません。
- 30分は、全員、その場にいていただきます。その後は、入力が終わった人から流れ解散で、最大60分を想定しています。そのため、予め「必ず〇時(60分後)までには入力を終えてください」とアナウンスします。
- 集合研修の形をお勧めします。「各自、空き時間にやっておいて」では、おそらく全くやらない人が続出し、ほとんど効果が見込めません。3人以上で集まって行う形が望ましいです(上限はありません。当社では100人以上で行ったこともあります)。なお、Zoom等でも可です。
- 当社では、アルバイト講師も含め、全従業員さんにこうした研修を受けてもらっていますが、もし危険性を感じられるならば、自由参加の形を取った方が良いと思います。初めは大丈夫そうな人たちだけで始め、徐々に対象を広げていくやり方です。ただそのやり方だと、社風や収益性を改善するまでには膨大な時間がかかってしまいますが、いろいろ安全ではあります。
頻度
月1回ならば、本業への影響も少なく、御社も導入しやすいのではないでしょうか。ただお急ぎならば、週1回ペースが最短コースです。それ以上詰めるのは、良くないと考えています(学んだことが腹に落ちるのに、1週間くらいの時間は必要だからです)。
導入にあたって1番重要な点
社内研修で講師を務められる方=経営者ご自身か人事担当の方が、まずは心理学①②を行ってください。
ご自身で実際にやっていただき、「これは効果がある」と思われたら、ぜひ社内研修にご採用ください。研修担当の方が半信半疑では、まず効果は期待できません。
お願い
今回、このJアカブログ研修は完全無料でご提供させていただいております。そのため、せめてPVはいただけたらありがたいです🙏
研修担当の方が、必要記事だけプリントアウトし、それをコピーして参加者の方にお渡しして実施することは可能です。ただそれだと、個人的に、悲しいです😢
そこで、全参加者の方に、スマホ・ノートPCなどをご用意いただき、その端末からJアカブログに行っていただけると嬉しいです。「まあ、どうせタダだから、それくらいはしてやるか」と思ってくださる方がほとんどであることを、心から願っております🙏更に厚かましいお願いをすると、たまにぽちっと広告も押してくださると、本当に本当に嬉しいです🙏🙏🙏
最後に
現在、日本の大学の約4割は、定員を割っています。いわゆるFラン大学です。また愛知県では、半分くらいの高校が同じ状況です。極論、今は小学校~高校まで全く勉強しなくても、大学に入れます。
また、教員採用試験の実倍率も、県によってはすでに1倍を割っています。つまり、今や学校の先生は、誰でもなれる職業になっています。
今、日本の教育力はものすごい勢いで落ちてきています。おそらく多くの経営者・人事担当の方は、既にご認識だと思います。そして、その弊害をもろに受けるのが、我々中小企業です。大企業は、その中でも上位層が採れる上に、海外の優秀な学生も採れるので、どうとでもなるでしょう。しかし我々中小企業はそういう訳にいかない。ならば、自社の教育力を高めていくしかないと思うのです(もしくは属人性を一気に落としたビジネスモデルへの切り替えですが、それを思いつけないから、皆、困っています)。
少なくとも当社は、30年間、臨床心理学を社内研修に取り入れることで、結果が出ています。御社でもぜひ一度、ご検討ください。
本稿は以上です。ここまでお読みいただき、ありがとうございました。
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