皆様、こんにちは。
ここまで4回に渡って、
- 子育て・人財育成・教育で1番大事なことは、『良いことをやったら褒める/悪いことをやったら叱る』。
- 親・経営者・上司・先生に最も必要なスキル・力は、『褒める力』『叱る力』『聴く力』の3つ。
- この3つの力は、ある水準までは、訓練で身につけられるスキルだが、それ以上に達するには、人格の成熟度が必要になる。
- 人格の成熟度を上げるには、臨床心理学の知見が、私は最も効率的だと思う。
という話をしてきました。念のため、リンクも貼っておきます。
1番大事なこととその対策
褒めることは難しい!
理想の叱り方
聴く力はすごい!
私の考えでは、親・経営者・上司・先生に、3つの力・スキルを、一定値以上に使いこなせるだけの人格の成熟度があれば、子育て・人財育成(もっと言うと経営・仕事自体も)・教育は、概ね上手くいく、と思っています。
子供・部下・生徒が、良いことをやったら、心に刺さるように褒めることができ、悪いことをやったら、しっかり反省を促せるような叱れる。そして時には、じっと相手の話を聴くこともできる。そういう人なら、子育て・人財育成・教育は、やはり概ね上手くいくと思います。
そして、それを為すためには、基本的には訓練です。褒める訓練・叱る訓練・聴く訓練を積めば、一定の水準にいけます。ただ、人によっては、その中のどれかがすごく苦手な場合があります。そういう人は、人格の成熟度を上げていく努力を、地道に積み上げていくことで、3つともできる人になっていけます。また、『一定の水準』を超えて、すごく褒める・叱る・聴くことが上手な状態になりたいとすると、これもやはり、人格の成熟度が必要になると思います。
次回から、
もっと褒められる・もっと叱れる・もっと聴くことができる自分を創っていくにはどうしたらいいか?
もっと子供・部下・生徒のやる気を引き出し、結果を出してもらえる親・経営者・上司・先生になるためには、どうしたらいいか?
について、心理学の知見と多くの先生や本から学んだことをベースに、自分で考えだした手法・実際に効果があった手法を、ご紹介していきます。
いろいろなワークをご紹介しますが、それらを地道にこなしていただくと、少しずつですが着実に、人格の成熟度は上がっていきます。
親御様・経営者・上司の方・先生。皆様と共に学んでいけたら、嬉しいです。これからもよろしくお願いいたします。
追記
より「褒める・叱る・聴くことができる自分」になっていくためのワークを投稿しました。心理学① 自己理解を深めるためのワークシート | Jアカブログ (j-academia.com) ぜひこちらもご覧ください!
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