成績向上のために親ができること①
成績向上には『暗記』が絶対必要

こんにちは。ご覧いただき、ありがとうございます。

今回から複数回に渡り、「お子様の成績を上げるために、親ができること」をお伝えしていきたいと思います。皆様のお役に立てたら嬉しいです。

第1回は、基本的に、個別指導塾Jアカデミア塾生の保護者向けの内容になりますが、そうでないご家庭にも意味ある内容にできたらと思います。


成績向上を果たすために1番重要なもの

成績を上げるために必要なものは何でしょうか?理解力、効率的な学習、勉強量。。。いろいろ考えられますが、1番は『暗記』だと私は考えています。

勉強ができる≒ここまで学んだことを多く覚えている

生徒はよく『わからなかった』と言いますが、そのほとんどは『覚えていなかった』だけです。故に例えば宿題なら、ちょっと考えて答えが出てこないのであれば、すぐに解答を見て、答えを覚えてください。もちろん、記号問題なら記号ではなく答えを暗記しますし、数学や物理ならやり方を暗記してください。そのために、Jアカデミアではテキストの解答を生徒に渡しています。そのため、もしお子様が家で『宿題がわからない』と言っていたら、『じゃ、すぐ解答を見て、答えを暗記して』と伝えて欲しいです。もし『じゃ、明日、塾で聞きなさい』というと、その日はこれ以上勉強しなくてもいいんだ、とサボる理由にしてしまう生徒が多いです。

確かに『理解』が必要な問題は存在します。そういう問題は、次回授業時に講師にお尋ねください。ただ、『暗記』で済む問題の方が圧倒的に多いです。そして暗記量=その教科に対する知識量が一定値に達すると、これまで理解できなかった問題が急にわかるようになります。その一定値に達するまでは、ひたすら暗記に時間をかけた方が、すみやかに成績は上がります。

そして、Jアカデミアでいう宿題は、問題を解く、ではなく、範囲内の問題全てを解けるように暗記する、を意味します。そのため、仮に1回、全問題を解いて答え合わせをしたとしても、それでは宿題をやったことになりません。範囲内ならどの問題を出されても答えが即答できる状態になって初めて、“宿題をやった”ことになります。ちなみに、テスト対策でも同じです。例えば、ほとんどの中学で学校のワークがテスト範囲に含まれますが、範囲内の全ページの全問題が即答できる状態になると、これまでより大幅に成績は上がりますが、1回やって答え合わせをしておしまい、では、ほとんど成績は変化しないと思います。

『成績を上げるために親は何をしたらいいですか?』というご質問をよくいただきますが、私がしてきた返答は、『塾の前日に、宿題範囲内から4問ランダムに問題を出していただき、それが全てできたら、お子様は宿題をやっているとみなしてください。もし4問完答しないならば、まだ宿題は終わっていませんので、4問完答するまで暗記させてください』でした。本来、これは生徒自身で行うべきことですが、もし保護者の方が全宿題に対して4問完答の状態をつくってくださったならば、授業の延長や補習が一切なくても、まず間違いなく、大幅に成績は上がると思います。

Jアカデミアで成績が上がらない生徒のほとんどが、宿題をやらない=確認テストに合格しない。プラスそれを補うための授業の延長・補習に来ない子です。そのため、①わからないと言っても宿題はやらせる。②4問完答状態をつくっていただくか、授業の延長・補習に参加させる。この2点を保護者の方にやっていただくと、かなり高い確率で、成績は上がります。




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成績向上のために親ができること
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